桃ゼリーさんの評価:
編集日:2020/11/14
妖艶さに満ちた秀作
主演に、今や大きな注目を集めている奥山ゆら嬢を招いて撮った本作、正式に謳ってこそいないが、人気が定着した平岡里枝子嬢主演の「おとうとさん 夫のよりずっといいわ」で始まる新シリーズの二作目と意識して制作されたものに違いない。それに相違はないが、作品の定番をどう固めるか、制作陣側にもまだ詰め切れない部分があったようだ。本作のパッケージでの広告文が「隣人の方にと__いてしまいました」とあるかと思えば、「満たされない密穴を、若き弟の肉棒が埋める」とうたわれ、____なのか、単に不倫なのか、流動的だったのだろう。今回、一作目に見られなかった「不倫」が明記されたので、結局この路線で突っ走ることに定まったようだ。小生も「実弟」に限定して____を旗印にするより、いろんなバリエーションが描ける「不倫」路線に軍配を上げる。ただ、この決定は、今回はパッケージを担当するコピーライターにまでは徹底していなかったわけだ。タカラの人気シリーズの「にょ、女房よりずっといい」と対になる企画モノとして、どうかしっかり育って欲しい。
主演の顔ぶれをみれば、新シリーズへの意気込みは十分推察できるし、本作の出来は、ゆら嬢が、デカチンの隣人の誘いに女芯を熱くし、心身をとろけさせていく過程をしっかりと演じ切った秀作に仕上がっており、手堅かった第一作を受けるものとしては、制作陣の狙い通り、推力を付けさせる二段ロケットの役割を十二分に果たしたと言える。ゆら嬢は、スレンダーな肢体ながら、大きく膨らんだ双球のおっぱいに存在感があり、にこやかなお顔を含めエロスのオーラをぷんぷん漂わせていて、とてつもなく妖艶な抜ける女優だ。
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