90年代の最先鋭！アダルトビデオの枠を飛び越えて他ジャンルのクリエイター達にまで多大な影響を与えたＶ＆Ｒ！

「鬼のドキュメンタリスト」安達かおる監督率いるＶ＆Ｒプランニング。Ｖ＆Ｒの由来は、過激な作品が多い事からバイオレンス＆レイプと思われがちだが、実際は、ビジュアル（映像）＆リテイル（小売）。1986年の設立以来、一般的なアイドルAVとは一線を画したドキュメント作品を次々に発表し、熱烈なファンからは絶賛され、審査団体等からは常に目を付けられる、業界屈指の異端メーカー。総帥安達かおる監督は、一切の妥協を許さず「本当の人間の姿」を映し出す為だけに注力し（スカトロもその一環）、「ジーザス栗と栗鼠スーパースター」「蒼奴夢の宴」「服従学園」シリーズなど、一見女優＆男優をいじめ抜く作品ととられるような過激な内容ながら、実は女優＆男優が「本当の自分」を曝け出せるように安達監督が鬼となりそれを手助けする愛のある名作を次々に発表、（その証拠に撮影後に女優からのクレームは一切無いという）大人の都合だけで発禁になってしまったドキュメント作品「ハンディキャップをぶっとばせ！～ぼくたちの初体験～」はあまりにも有名。また、完全なドキュメントながら、安達監督がコミカルに出演する「オーラルテスト」「奥さん」シリーズなどは一見の価値有り。安達かおる監督の愛弟子である、「私を女優にして下さい」「麗しのキャンペーンガール」「テレクラキャノンボール」のカンパニー松尾監督、「女犯」のバクシーシ山下監督、「ザーメン死亡遊戯」のインジャン古河監督、「素人コギャルズMANIAX」の竹本シンゴ監督など、多岐にわたって活躍するV&R出身の監督がいる事からも、Ｖ＆Ｒプランニングの偉大さが分かる。ライターの安田理央氏が言う「もし、Ｖ＆Ｒプランニングが存在しなかったら、日本のＡＶは、もっとつまらないものになっていただろう」この一言に共感するファンは多い。（DSK）