桃ゼリーさんの評価:
編集日:2020/02/12
初めて失望した
なぎら監督作品なので、いつも通りに期待した一作だったが、不完全燃焼に終わったた。何と言ってもストーリー展開に無理があり、他のコメントでも指摘がある通り、父親の存在を全く感じることができなかった。また、最初に自宅の鍵を開ける際、訪問者の来訪理由が不自然にも関わらず、容易に解錠し、易々と応対するのは、結婚までしようというオトナなのに、フツーの判断力も警戒心もない未熟な女性なのかと思われ、このストーリーに入りそびれた大きな要因となった。さらに繰り返しの陵●に晒されながら、演技にメリハリがなく、あまり感じる風でもないのは盛り上がりにも刺激にも欠ける展開だった。普段のなぎら作品なら、浴場のシャワーシーンで、仕上げの刺激的な絡みに向け、完堕ちしているはずが、まだ嫌がっている素振りが見られ、演出面での弱さを感じた。なぎら監督でも、股間がピクリともしない作品があることを知ったのは、不幸という他はない。
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